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ポール・ドロシェヴィッチ

ポール・ドロシェヴィッチ
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ウード

アメリカ北東部コネチカット州出身の作曲家でありウード奏者・ギタリスト・ドラマー。
10代の頃初めてギターを手にし、独学で当時の音楽、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイド、ジミ・ヘンドリクスなどを演奏しはじめる。後に大学で化学を専攻するためボストンへ移動、卒業後はボストン周辺の研究室に勤務。化学の法則に昼の時間が割かれる中、夜はロックバンドで作曲者兼ギタリストとして活動。
その後、科学者としてのキャリアを捨て、ルイスビル大学でクラシックの作曲を学ぶ。音楽的語彙や作曲の技術を伸ばす一方、バロック以前のいわゆる古楽のアンサンブルで演奏。ルイスビルでの3年間の学生生活の後に、マサチューセッツ大学で修士課程をとり、そこでアンサンブルやインドネシアのガムラン楽団の中で演奏するかたわら、作曲活動を行う。
2004年に来日。海岸線を渡り、西洋的視点から東方を見る独自のアプローチで、作曲活動やパフォーマンスを続ける。ウードという中東の楽器を使いながらも、通常よくウードで演奏される伝統的な楽曲を演奏するに留まらず、ジャズやクラシック、ロックや電子音楽に至る要素を含めた西洋的感覚でのアプローチによるユニークなサウンドを構築。
現在は主に、東京近辺で活動する自身のシルク・ロード・ジャズ的なグループ、MokyoOctetで楽曲を発表している。1枚目のCDとなる“Filamentary Dreams of the Cedars”の後、グループは3人編成へと発展、ウード、ギター、タブラ、バイオリンに電子音楽が加わる構成となっている。


<ウードという楽器について>
ウードはリュート属に分類される中東古代からの撥弦楽器(弦をはじいて音を出す弦楽器)。現代のウードは普通、二連の弦を張った5つのコースとひとつの単弦のコースからなり、計11本の弦が使用され、二連の弦は同時に演奏される。ウードを発祥とする楽器には、ヨーロッパのリュートやギター、中国琵琶や日本の琵琶などが挙げられるが、ギターや琵琶などにフレットがあるのに対し、ウードはバイオリンやチェロと同じくフレットレスの楽器であり、そのことが、中東音楽によくみられる微分音(半音よりさらに細かく分けられた音程)を弾く事を可能にしている。

Mokyo Works WEBサイト
http://mokyoworks.com
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